求人情報 - RECRUIT

会社説明会レポート

2017年春新規採用アニメーター向けの会社説明会を
平成28年5月21日(土)に南砺市クリエイタープラザ多目的ホールで行いました。

■代表取締役社長 堀川憲司

―会社の理念について

P.A.WORKSはアニメーション制作を通して何ができるんだろうか、ということを考えています。それが社会から必要とされることで、私達はアニメーションを作り続けることができます。そこに喜びを見出すことで、私達はクリエイティブな情熱を注ぐことができます。

-1つ目- 人々に『物語』が生まれる作品
P.A.WORKSの作品に触れた人々が、肯定的なこれからの『物語』を思い描けるような作品を作りたいと思います。この『物語』とは、今の自分が将来の目標へと向かう道程のドラマです。そこで起こる様々な出来事を経て、世界と関わりを持ち、道なき道を切り拓いていく成長譚です。

-2つ目- 作品は探究と挑戦と成長の記録
クリエイターにとって作品は、いまの自分を記録するものだと考えています。その時その時の、自分の力を最大限に発揮して作品に刻み込みます。それ故、振り返ってみたときに、携わってきた作品には自分の成長が刻まれています。技術的にもそうですし、作品のテーマにも言えます。制作当時、作り手はどんな問題と向き合っていたか。制作スタート時には見えなかった答えに、作品世界の物語を経て辿り着こうとした記録でもあります。P.A.WORKSの作品は、参加したクリエイターにとって、探究と挑戦と成長の記録であってほしいと願っています。

-3つ目- 世界に向けた創作が地域の活性化に担う役割
P.A.WORKSは地方の農村に本社を構えるアニメーション制作会社です。それ故、クリエイティブな私達の事業が、この地域でどんな役割を担うことができるかを考えています。
日本のアニメーション作品は、国境を越え、言語や人種の壁を越えて世界中で注目されています。キャラクターデザインの無境界性と、物語のエンターテインメント性が、大きな発信力となっています。この力を活用して、世界中の作品ファンやクリエイターとこの地域の人々との間に相互交流の流れをつくることに挑戦したいと考えています。

―今後のビジョン

内製強化
組織的に、中長期視点で人材を育成します。スタッフの7割を社内演出と作画チームで担えるように内製を強化します。プロパースタッフは、原画マンが30人、作画監督が5人、演出5人の体制を目標にしようと考えています。今まで取り組んできたことを、これからもしっかりと続ければ数年で達成できると思います。

クリエイター養成の体系化と事業化
プロのアニメーターと演出の技能習得を体系的に学習できるようにカリキュラムを作ろうと考えています。演出・作画・3Dのデジタルツールの活用も、生産効率を考えて計画的に導入を図る必要があります。実践を通して蓄積したカリキュラムが結果を出すようになれば、クリエイターの養成を事業化することも考えています。

アニメーション作品を核とした複数事業の包括的な事業計画の推進
アニメーション制作を支えるビジネスモデルは、今までも時代とともに変わってきました。そして、今も大きく変わりつつあります。そのことによって、制作費の調達方法も、作る作品の傾向にも変化があるでしょう。作品は、今以上に世界中のファンを意識したものになります。また、アニメーション表現や物語のより広い活用方法の開発や地域活性化などをテーマに新たに株式会社PA-Xと一般社団法人PARUSを設立して取り組んでいます。計画を推し進めて事業を軌道にのせます。

■専務取締役 菊池宣広

―これからのP.A.WORKSについて

弊社は創業15周年に際し、アニメーション事業を軸に様々な皆さんに「ワクワクする物語を提案する企業」になっていくことを目指して幾つかの新たな事業を立ち上げました。これは同時に弊社のアニメーション作りに関わる皆さんが、将来的に様々な事業分野での活動も含めそれぞれの能力を活かすことで、継続的に活躍していただくことも出来る場を作ることにもなればとの思いからでもあります。

また、弊社は今年の3月に本社・スタジオをこの桜ヶ池エリアに移転しました。
この場所は世界遺産の白川郷・五箇山合掌造り集落や金沢などを訪れる年間数百万人の国内外の観光客が行き来する、東海北陸自動車道の城端(じょうはな)サービスエリアに隣接するハイウェイオアシスの中にありながら、桜ヶ池という周囲約3キロの池のほとりにキャンプ場やコテージ、温泉施設などが点在し、四季折々の移ろいが感じられる里山エリアでもあります。
本社の建物も、その雰囲気に合わせた開放感のある木造建築といたしました。
スタジオ内部は、大都市ではなかなか難しい様々な分野のスタッフが一緒に制作ができる様にワンフロア化しました。

加えて本社に隣接する形で、本社が所在する自治体の南砺(なんと)市様が「里山のクリエイティブ オアシス」をコンセプトに、様々な分野のクリエイターの皆さんがスタジオやオフィスを構えることができ、多様なイベントが開催できるホールやスタジオ、地域の伝統工芸などとクリエイターとのコラボ商品などを置くショップ、高台からの眺望が素晴らしく季節ごとの地元の野菜などをふんだんに使ったフードメニューなども楽しめるカフェなどが入った、「南砺市クリエイタープラザ(愛称 桜クリエ)」をオープンされました。

これを機に、このエリアが様々な分野のクリエイター達がそれぞれの分野で思い思いの創作活動ができる場所になっていき、弊社も微力ながらアニメーション制作を通してその一助となることが出来ればと思っております。

■作画部長 吉原正行

―アニメーターの仕事

実際にやる仕事がどういうことなのかというのを少しお話ししたいと思います。 環境そのものはたぶんすごく恵まれております。
まず入ってすぐ4月5月の2か月間で作画の研修を行います。アニメーションは好きだけどやったことがない、作り方もまったくわからない、なにすれば良いのかもわからないというひとも、この2か月の研修でどういうことをやっていくのかというのを学んでいってもらいます。
その後、はやいひとは5月の末あたりから、多くの人は6月から、実際にテレビで放映している作品の動画作業に入っていきます。動画のうちはたぶん他社作品も多少入ってきたりすると思います。
枚数と言われてもピンとこないかもしれませんが、1年目に動画枚数月350枚というのを達成していただきます。
達成できない場合は、おそらくこの仕事をやっていくには苦しいだろう、ということで肩を叩かせていただいております。幸運なことに350枚いかなかったというひとはまだいないです。一生懸命やっていれば達成できます。

2年目からは、月500枚というのをとりあえず目指してもらいます。原画試験というのが4月8月12月と年間三回あるんですが、月500枚を3カ月続ければ、原画試験を受ける資格が得られます。もうひとつ、平均して400枚を1年間やれば、1年後原画試験を受ける資格が得られます。どちらのやり方も選べるようにしました。前はとにかく500枚3ヶ月をやってからというのだけだったんですけれど、特性としてじっくりと、しかもかなり持久力を持ってやれる人もいるのでそうしました。これが、動画から原画を目指す流れですね。まずここを目指してもらいますが、その過程で、美術設定や、プロップ(メカ設定や小物設定)も総括して描く部門を目指すということもできます。ただ、一様に原画を目指してもらう中で、こちらが特性を判断して希望があればそちらもやってもらえるように、出来るように体制を組んでいるということです。

―採用試験の内容について

最近多いのが学校の卒業用の課題などを送っていただくケースがとても増えています。できれば、普段描いている、授業受けながらいたずら書きとかしたものとかね。そういった、未完成のものでもいいので、描きためたスケッチブックやクロッキー帳を送っていただきたいです。フィニッシュまでもっていってあるものよりも、その辺に落書きしてあるものから見えるものとかも一応見てみたいという意味です。なのでそういうものを送っていただければ、ありがたいかなと。サイズ等々は普段描きためているものなので、どういう形でもいいと思います。
二次選考は、意気込みやなんかを聞かせていただく面接と、原画の、アニメーションのもととなるような、動きを作ってもらうというような、実技試験です。
選考基準として一番大事にしているところは、アニメーションをどれだけ見ていて、どれだけアニメーションのことを知っているかなということ。実際の仕事に入ると、やはりアニメーションをよく見ている人の方が覚えは早い。いまやっている、手元でやっている仕事が、実際にはこういう画面になるのねというのをいっぱい見ている人の方がやっている内容がわかりやすいからです。ただ、実はアニメーションはあまり見ていない、有名な映画くらいしか見たことないんですと、言うような人もアニメーターにはなれます。どれだけやりたいかな、というようなことを基準に考えています。あとは、絵がうまいこと、ですかね(笑)

■質疑応答について

詳しくは下記をご覧ください。
採用Q&A