2004.11.29  
   
 
 
  Q&A
   
 

No.15「Jリーグみたいな結果になるかもよ」

選手側も監督側も企業側も
神山:これは私見だけど、Jリーグバブルがアッという間に崩壊した理由の一つには、個人主義を謳い過ぎたということもあるとおもうんですよ。まだ市場がそこまで出来上がっていないにもかかわらず、Jリーガーが個人の要求を主張しすぎた。プロ野球機構の搾取構造をJリーグには導入しないようにしよう、これは良い考えだったと思うよ。でも肖像権から何から全てよこせ、給料もよこせ、経営努力は会社がしろと、これはやっぱりありえないよ。逆にチケットは選手が売っていたか?これも無いわけ。問題はあるけど、機構としては生き延びている野球の方が今のところは強かった。今後はわからないけどね、長嶋さんとかがね、お客さんが入ってこそのプロ野球であるってことを、20年かけて、東京ドームを満員にする努力を監督に返り咲いてから、少なくとも選手にも、スタッフにも、企業にもしたってことなんだとおもう。これは意識改革をしたわけ、明らかに。パリーグだってダイエーホークスなんかは本拠地を移動して福岡に行くことによって、満員になるようになったわけじゃないですか。あれもやっぱり企業努力と選手の努力だと思うんです。本社は破綻しちゃったけど。すごく残念なことに。

この作品を作って会社を閉めました
神山:ヒット作を連発させてすごく儲かったんだけど、結局潰れちゃう会社も現にあるじゃないですか。この作品を作って会社を閉めました、みたいなのもあったの。だから僕は、アニメーションの会社は自動車メーカーより野球に似ていると思うんだけど、あのー、その場その場の人達があまり自分を主張しすぎると、結果的にはあまり良いことはないんですよ。方針を提示する人間がそれを放棄したりとか、末端の人間の意識改革を怠ると、Jリーグみたいな結果になるかもしれない。Jリーグのいいところである、地域密着型の運営なんてものはアニメには無いわけだからね。

No.16「ナベツネの大号令でレアルマドリードが」に続く

 
       
       
           
           
Copyright (C) 2004 PA works Corporation. All Rights Reserved