2004.12.20  
   
 
 
  Q&A
   
 

No.24「それをクリエイティブな作業と呼ぶな」

3年後です
堀川:売上に対するアニメーターの貢献に対して、成功報酬が彼らに跳ね返るってことはまずないよね。今までに例があったとしても、せいぜい作画監督止まりだよね。
神山:それだって稀な例ですからね。でも、こいつらはいつも大ヒットしている作品作ってるぜって状況を提示できて初めて制作費も取れるかもね。あと、稼いだ金があるから、次の制作費に今までよりちょっと回せるよね。「じゃあオマエ、昨日そういうこと言ったから明日俺の給料を倍にしてくれるんだろうな」って言われても困るわけ。倍になると云う目標は3年後です。ただし今日はここまでは描いていって下さい。これなんだよ。でもこれはね、最小と最大の目標を両方持ち合わせてくれよって云うのをみんなに伝えていくということが、それすら難しいんだ、まだ、ね。

けっこうダサイぜ
神山:それだけ個人主義の業界だと思うし、インターネットが普及してくると、クリエイティブな作業を別に集団作業に関わらずにとか、システムに組み込まれなくても真似事ができるって云う時代になったってことなんですよね。でも、ちょっと冷静になって、それガリ版でやってると思って下さいよと。けっこうダサイぜ。インターネットだ、ホームページだって言ってやってるからチョット格好いいし、もしかしたら誰か見てくれる。自分のHPのヒット数が増えて、「あっ、600人見てる」・・・。確かに見てます。ガリ版で600人に見せるのは難しいですよ。でも、ガリ版刷ってるのと本当は同じなんだ。それをクリエイティブな作業と呼ぶな、そんなお手軽に出来るところに逃げ込むなって云うね。新海誠さんはすごいけど、新海さんの偉業にハラハラする必要はないんだ。そんなことに一喜一憂するなオマエ等!ってこれ載ると誰も俺の仕事してくれないよ・・・。
堀川:ハハハハハハ

No.25「俺を買って下さい」に続く

 
       
       
           
           
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