2004.12.27  
   
 
 
  Q&A
   
 

No.27「天才の方法論は他人の手段たりえない」

野球の神様はいた
神山:宮(崎駿)さんの成功例って業界の人たちの励みにならないんだよね。「あの人は天才だから」って。殿堂入りしちゃってる。もうベーブルースなんですよ。別格なの。伝説の人みたいに何故かなっちゃってる。天才の方法論は他人の手段たりえないんですよ。いくらね、こう云うふうに成功したからって論じても、自分の方法論にはたぶんならないので、自分の方法論を見つけなければならないんですよ。
川相選手はジャイアンツというスター軍団の中にあって、売りは何かと言ったら「地味だ」ってことだったわけでしょう?でも彼は「そんなことはないんだ。俺ほど目立ちたがりはいない」と、ずっと言い続けてきて一番目立ったわけですよね、あの瞬間に!ギネスブックに載ったわけでしょ?あの清原が「野球の神様はいた」と言ったって云うのを聞いたときにね、俺は涙が出たね。スター中のスターである清原をして、そう言わしめたって云うさ。川相の偉業はそれだけすごいんですよ。「いやいや俺はねぇ、地味だって言われてるけど一番目立ちたがりなんですよ」って云う、この自分の抱いていたものをバントと云う形で具現化したわけじゃないですか。ホームランでも無い、投手でも無い、俺の生き残る術は世界一の犠打だ。俺はそれでいいと思うんだよね。俺はそう思っていますよ。希望を持って欲しいね。俺はたぶん甲子園出場経験無し、大学には行かずに実業団に入って、ギリギリの年齢、もうこれ最後だなって歳にプロテスト受けて合格したってタイプですよ。野球選手でいうなら。
堀川:そう言い続けてここまで辿り着いた。

No.28「今のクライマックスですか?」に続く

 
       
       
           
           
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