2005.01.12  
   
 
 
  Q&A
   
 
No.33「everybody goes everybody fights」
      ―こんなに頑張ってんのに―

勢いはあっても作品の骨はなくなる
神山:僕等が業界の10年、20年後の為に今担わなければならないのは、一つには成功例を多く彼らに示すこと、もう一つはすごくエネルギーがいるんだけど価値観を強要していくってことです。それが正しいと思うならばやらないとマズイ。「みんな好きにやっていいよ」って云うのは、口当りのいい言葉だけど、僕等の立ち位置からすると罪だよ。罪なんだ。そう僕は思っている。口当りよくクリエーターを集めて「暴走」を引き出せたとしても、そこで作られた物には勢いはあっても作品の骨はなくなると思う。差別化がなくなってくる気がするんだよ。だから厳しいところでレギュラー獲れないからといって、チーム変わって弱いチームでレギュラー獲る、安易にそう考えるなって云うか、獲れないやつは他のチームに行ってもやっぱり獲れないと思うよ。獲るやつは何処へ行っても獲る。

「あいつは変わった」とか
神山:今、何も無いんだよ。カスカスにカスカスなんだ。だから憎まれたとしてもゆっくり時間をかけて意識改革していくんだ。それは成功例を見せるって云うことと同時に、耳の痛い話もゆっくり聞かせていくって云う努力が必要なんだと思うんですよ。これ、同時に。一応それをやってるつもりなんですよ。それを誤解する人もいる。「あいつは変わった」とか、「お前だけ儲かってるだろ」ってね。儲かってねぇって。やっと都営住宅の家賃が最下限度額じゃなくなったくらいだよ(笑)。本当にね。そういうのは放っといて前に進むしかないし、そういう人達も引き連れて幸せになるしかないんですよ。

No.34「振れ!」に続く

 
       
       
           
           
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