作画のとび箱  
 
 

 

 

No.05 2年後の自分を想像できるか?

吉原:誰に対しても言えることなんだけど、とりあえず身近な目標を持っておく。目的無くやると辛いだけかもしれない。想像できるっていうのも才能なのかもしれないけれど、自分が2年後何をやっているんだろう、どうなってるだろうってのをさ、思い描いてみる。こうだったらいいなって云うのが絶対あるはずなんだよ。城端の駅前で歌えているといいなとか、そういうのでもいいんだよ。そしたら、祭りのときに自分が着物を着て歌っている姿を想像するとかさ、アイドルの服着て歌って観客にキャーキャー言われているのか、空き缶投げられているのかとかさ、想像できるじゃん。
 例えば、2年後に田んぼを買うことを想像したら、じゃあその第一歩は何するかだよね。まずその頭金を稼ぐためには、今一番これができれば上手く行きそうだという要素を決める。今の君が頭金を手に入れようと思ったら枚数をやることだよ、多分。それと、いつも飲んでいる缶コーヒーを止めようとかね。一番身近なところからプランを立てるんだ。それ、一番最初にできるから。
 すばらしい仕事についているんでね、月にいくら稼ごうと思ったら、枚数をやればいいわけさ。それを実際にやれるだけの能力をつけりゃいいわけだからさ。枚数をやるためには仕事時間とスピードだよ。それを最優先して考えるようにする。キツイけど稼げるし、自分次第でどうとでも設定できる。同時に手に入れたいものがいろいろあると目標が散漫になるので、最重要課題を決めて目標にする。それが段々できれくれば余裕が生まれるからさ。一生続けられる仕事だと思うよ。確かにきついかもしれないけれど、技術職なので、気持ち次第でどうとでもなると思う。せっかくプロになったので、「あたしプロなんで」って自信をもって言えるくらいにはなりたいじゃない。時間を費やしているのなら。


No.06 「日々ささやかな目標を立てるのも訓練」に続く






 
 
           
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