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  作画のとび箱  
 
 

 

 

No.20 原画のプランニング―そのB 原画の作業手順

* タイミングとか、これ中何枚入れたらいいのかとか分からないことばかり・・・

吉原:些細なことだぞそんなこと。

* えっ・・・・。やり方として、原画を先に描いてしまって、セリフを当てはめて、それと組み合わせて・・・

吉原:そこを悩むのはあたりまえなの。やり方もへったくれもなくて、それは数やって一番自分に合ったものをこれから見つけてけばいい。人によって全然違うと思うよ。例えばセリフ内容を読んでみて、頭の中で原画のプランニングができてくるよ、大体。『うーん、このブレス(セリフの息継ぎ)まではこう喋らせておいて、ここでワンアクション入れて、このセリフはこのポーズで喋らせて』、とかね。『ここは実は中セリフの方が動きがいいな』、とかって考えてからまず絵をザッと描いちゃって、それからセリフシートを打ってタイミングを合わせていくって云うやり方もある。あんまり逆算でやる人はいないと思うけど、大体やっていくうちに何となく覚えちゃうんだよ、応用きいちゃうんだよ、どうにでも。この絵でこのセリフはもたないな、とかさ。悩むんだったらとにかく絵を描いていく。だからまずセリフを読んで、ザッと絵を描いちゃうのでいいんじゃない? 後でセリフに合わせて細かい調整をすれば。ただ、この動きは何秒必要な動きなんだけど、セリフに合わせると合わない場合は、その動きをやりたいんだったら、その動きの尺(秒数)を取れるところにそのアクションを入れるしかない。中セリフになるかもしれない。どうしたいかと云うプランニングだよ。プランニングを決めて、吹っ切ってとにかくガーンと行っちゃうしかないよ。こういう(ギャグ)シーンをやるんなら、頭のネジを3本くらい外してもっと思いっきりやったほうがいい。おもしろく行けばやりがいのあるカットだよね、画面栄えもするし、自分でやった感も出るし、こういうのを積極的にやるっていうのはいいんじゃないですか。


No.21 「原画のプランニング―そのC 芝居のつけかた」に続く




 
 
           
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