作画のとび箱  
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.28 育成者の姿勢

吉原:あとは、俺にしても堀川さんにしても、それを伝えたり表現する方法だよね。俺等が一番学んでいかなきゃならないんだよね。実は色んなモノを消化しきれずにシフトしてっちゃうからさ。制作として、これ作画のことでもいいんだけど、こう云うやり方をしなければ駄目なんだ、とか、こうやって関わらなければ上手くいかないんだってある程度自分なりに消化できているものがあって、初めて人にそれを伝達していける側に立つっていうかさ、じゃないと本当は上手くいかないんだよね。
人を知るしかないんですよ。人の上に立とうと思ったら人を知るしかない。人にモノを教える立場になるんだったら、人間に興味がないともちろん駄目だしさ、そこって実はナイーブなところから進化していくものだと思うんだ。逆説踏まなきゃならないことだってあるわけでさ、活気がある現場を作るために実は敷いているレールはすごく遠いところから始まっている、とかさ。意外に自分が狙ったものとは別のところに潜んでいる可能性はあるよね、そう思う。人に乗ってもらうことがどう云うことなのかは、難しいんだけどさ、人との関わり合いの中からじゃないとなかなか出てこないと思う。まずそこだと思うんだよね。自分の身の丈をどんどん上げていくしかない。


作画のとび箱 一段目 「大将に聞いたこと」2005.10 おわり。




 
 
           
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