サクラクエスト-エピソードゼロ- 東京の星
サクラクエスト-エピソードゼロ- 火ノ川温泉殺人事件
サクラクエスト-エピソードゼロ- 森の木Bは白雪姫の夢を見るか?
サクラクエスト-エピソードゼロ- 早春の闖入者
サクラクエスト-エピソードゼロ- 限界集落プロブレマティカ
サクラクエスト-エピソードゼロ- 薔薇が咲きやがった
サクラクエスト-エピソードゼロ- 東京の星
サクラクエスト-エピソードゼロ- 火ノ川温泉殺人事件
サクラクエスト-エピソードゼロ- 森の木Bは白雪姫の夢を見るか?
サクラクエスト-エピソードゼロ- 早春の闖入者
サクラクエスト-エピソードゼロ- 限界集落プロブレマティカ
サクラクエスト-エピソードゼロ- 薔薇が咲きやがった

サクラクエストサクラクエスト-エピソードゼロ-

壮大な「桜をめぐる冒険」へのプロローグ。主要キャラクターそれぞれのビフォーストーリー。

「チュパカブラ王国」再興をめざし、果敢に戦った5人――由乃、しおり、真希、早苗、凛々子。そして彼女らを冒険の旅へと導いた、かつての“若者で馬鹿者”たち。この勇者たちには、それぞれの運命を決定づけたビフォーストーリーがあった!
2017年に放送されて以来、根強い人気を誇るテレビアニメ『サクラクエスト』。テレビ本編では詳しく語られなかった重要エピソードを、オリジナルシリーズの脚本家たちが深掘りして書き下ろした、ファン待望の“前日譚”。全6篇。

2019年9月7日~ 全6編いっせい配信開始

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サクラクエスト-エピソードゼロ-東京の星

露出度高めのグラビアモデルのお仕事
これは“チャンス”か? “ワナ”か?

短大に入学し、憧れの東京生活をスタートさせた由乃。胸に抱いた思いは「特別な“何者か”になりたい」。由乃には小学生の頃から、コンプレックスがあった。それは、自分があまりにも「普通」であること。いたって普通の両親の間に生まれ、金持ちでも貧乏でもない家庭に育ち、他人と比べて特に秀でたところも、目立つこともない。そういう自分が嫌だ。「普通」は嫌。「みんなと同じ」は嫌。具体的な夢やビジョンはまだない。でも、田舎を飛び出して、キラキラした東京で暮せば、普通でない何かにきっと出会えるはず……。だが、短大では「普通」に友達ができ、カフェやハンバーガーショップにも「普通」に通い、合コンにも「普通」に参加する。東京の女子大生として、ごく当たり前の日々が過ぎていく――そんな矢先、由乃はティッシュ配りのアルバイトを通じて、「有名になりたい」と夢を語る可愛い女の子・櫻子と仲良くなり、二人揃って芸能事務所のスカウトマンから声をかけられる。“何者か”になれるチャンス到来!? ただし、仕事は露出度かなり高め。櫻子は乗り気。由乃はどうする……?

著:横谷昌宏
表紙:古日向いろは

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サクラクエスト-エピソードゼロ-火ノ川温泉殺人事件

そして誰も、いなくなった……。
わらべ歌に秘められた、“神隠し”の真相とは?

間野山観光協会に就職して二年目の初夏。しおりは、初めての研修旅行に参加した。旅行といっても、目的地は隣接する富蔵市の温泉街。全職員参加の研修とはいうものの、メンバーは、しおりを除けば、丑松会長以下男ばかりの4人だから、酒が回ればバカ騒ぎで終わることは必定。そもそも温泉資源が存在しない間野山にとって、温泉街の視察など無意味だから、丑松会長がどう言い繕おうとも、これは公費を使ったオジサンたちの慰安旅行にすぎない。それでも、「美肌の湯」へと向かう遠足気分のドライブツアーに、しおりは心弾ませたのだった――。だが、廃屋と見紛うばかりの古びた旅館に到着すると、浮かれ気分は一変。しおりたちの他に客の姿はなく、老女将の顔には生気のかけらもない。その上、通された部屋の掛け軸には、土地に伝わるわらべ歌とおぼしき不気味な言葉が綴られていた。丑松が気付く。この歌は、昔、本当にあった“神隠し事件”と関わりがある……と。やがて、歌の“予言”どおりに、丑松、中堅職員の美濃、若手の山田、さらには事務局長の信楽までが、次々に姿を消していった。迫りくる死の恐怖に抗うしおり。そして消えた4人の運命――は?

著:入江信吾
表紙:古日向いろは

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サクラクエスト-エピソードゼロ-森の木Bは白雪姫の夢を見るか?

チャンスが手から零れ落ちる……
2時間ドラマ『おでん探偵』出演秘話

これは、真希が2時間サスペンスドラマ『おでん探偵』に出演したときの裏話。そのころの真希は、大学時代に仲間たちと立ち上げた小劇団に所属する駆け出しの舞台俳優だった。小劇団女優の生態系。そこにあるのは……掛け持ちのアルバイト。チケットノルマの重圧。知り合いばかりの観客席。実家の母からの差し入れ。志半ばで舞台を去る仲間。“同志愛”的な恋模様。そして、ごく稀に訪れるチャンス……etc.。何百とある無名の小劇団では当たり前の光景。それでも真希は、似た境遇にいる何千もの無名女優たちの中では、運も実力も頭一つは抜けていたといえるのかもしれない。何しろ他劇団に招かれて客演でヒロインを務め、その熱演が『おでん探偵』のプロデューサーの目に止まったのだから。小学校の学芸会で《森の木B》の役を振られながら、ヒロイン《白雪姫》を食ってしまった役作りへの情熱は、大人になっても高まるばかりなのだ。だが、せっかく掴みかけたチャンスは、“オトナの事情”で歪められる。そのとき真希は――?

著:横谷昌宏
表紙:古日向いろは

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サクラクエスト-エピソードゼロ-早春の闖入者

独り暮らしの古民家に、邪悪な影が忍び寄る!?
戦え! 女の自立と誇りのために――

間野山へ移住して半年、未だに友人と呼べる人間は一人もいない。こんなはずじゃなかった……と早苗は思っていた。冬の寒さは想像をはるかに超えていた。生命の危機を感じたほどだ。しかし、それには耐える方法がある。悠久の太古から営々と生存圏を拡げてきた人類には、自然の猛威に抗う知恵がある。早苗には、祖母が送ってくれた「どてら」という文明の利器がきわめて有効だった。毎日しなければならない雪下ろしも、かえって早苗の肉体を強靭なものにした。早苗にとって、過酷な寒気は真の脅威ではなかったといえる――どてらの下のキャミソール一枚に身を包んだ早苗が、彼女を付け狙う影に気付いたのは、雪が消えたころだった。邪悪な気配を放ちながら、ヤツは執拗に迫ってくる。無視することも、助けを呼ぶこともできない。逃げても喚き散らしても、決して容赦してくれない。ならば……。早苗に残されたのは、戦うことだけ。こうして、映画『エイリアン』におけるシガニー・ウィーバーばりの激闘が始まった!

著:入江信吾
表紙:古日向いろは

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サクラクエスト-エピソードゼロ-限界集落プロブレマティカ

引き籠もりの部屋を出た。
宇宙人と会うために、流星が舞う深い森へ

プロブレマティカ。それは、どの生物群にも分類できない化石のこと。カンブリア紀にいたアノマロカリスは、かつてプロブレマティカの代表例だった。姿が似ているエビとは違う、カブトガニとも違う。不思議な生き物。どこにも属さない、属せない――まるで自分のようだ――小学三年生の凛々子は、そう思っていた。そんな凛々子の心に、やわらかく踏み込んできてくれたのが、隣のクラスにいたしおりだった。「あろ、まろ……? それ、美味しいの?」。以来、しおりだけは自分を否定せず、すべてを受け入れてくれる。しおりは、凛々子にとって唯一頼れる存在だった。だが一方、凛々子は心の底で憂いてもいた。しおりでさえ、いつか自分を疎ましく思うときが来る。自分は他人と馴染めない。自分は何かがズレている。何とかしたいが、どうにもできない……。高校卒業から半年。凛々子はしおりの運転で五箇山に向かった。引き籠もり同然となっていた凛々子だったが、この日だけは特別。しし座流星群の活動極大期にあたるこの日は、宇宙人と交信する絶好のチャンスなのだ――そして、深い森で道に迷った凛々子としおりが、遭遇したものは?

著:入江信吾
表紙:古日向いろは

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サクラクエスト-エピソードゼロ-薔薇が咲きやがった

2世代前の「桜をめぐる冒険」
オールディーズ but 魂のロック!!

●花も恥じらう十七歳の私が、なんでお見合いなんかしなきゃいけないの!? 婿養子をとって家業を継ぐなんてナンセンス! 苛ついていた私の魂を捉えたのが、あのギターの音だった。無秩序で破壊的な音階の羅列。それは、音楽というより、叫びだった。ロックだ。私は、ロックバンドをやる!(織部“OLIVE”千登勢vo/bass)――●やり場のない怒りを何かにぶつけたくて、ノートの端に詩を書き殴った。それは、嫉妬と羨望と怒りの詩だ。美しい田園風景も見慣れれば退屈なだけだ。この気持ちをもっとぶつけたい。だけど、どうやって? そうだ、音楽だ。音楽なら、言葉の壁も国境も越えて世界中に伝わるんじゃないか? 音楽だ。音楽しかない!(門田“BEEF”丑松vo/g)――●あいつら二人が同じタイプの人間だってことには気づいていた。優等生とただのバカ。だが、根っこは同じ魂の持ち主だ。そんな二人を混ぜ合わせればどんな化学反応が起こるか。最初は実験観察のつもりだった。まさかオレまでバンドに引き込まれるとは。大学に合格したオレは間野山を出る。二人も一緒に。決行はみずち祭りの夜。桜の咲く季節だ(毒島“POISSON”伝次郎dr)

著:横谷昌宏
表紙:古日向いろは

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