2005.08.08  
   
 
 
 
   
 

No.24 「流通は狙わない方がいい」

堀川:あと1つ、I.Gが国内で獲得していないものに流通がありますよね? 流通ではあまりにTVシリーズなら局、劇場なら配給会社が強いので、I.Gが流通を目指す可能性として、今BONESが「エウレカセブン」でやっているようなストリーミング配信を当然狙っていくものなんですか?
石川:流通は狙わない方がいいと思う。
堀川:あ、そうなんですか『いともアッサリと・・・』(笑)。
石川:制作会社が流通は狙わない方がいいと思うよ。大手に任せた方がいいと思う。
堀川:はぁ。
石川:そこは上手く組めばいいと思うよ。今は音楽業界でも、売れるミュージシャンを抱えている事務所が一番力があるんだよ。メディアをコントロールできるのね。ジャニーズ事務所が流通狙っているかって云うことだよ。と云うことは、アニメーションの制作会社が流通に行かなくても、そこに主張できるような環境さえできればいいってことだと思うんだよ。あとは、確かにネット配信だよね。これは以外にバカにならないんだよ。すごく手堅いよ、今。それは流通を持つことじゃないよ。どこか強いところと組めばいいんだよ。
堀川:ネット配信は地方プロダクションにとっての可能性でもあるんです。京都アニメーションを見ても。あそこは今、画面から溢れる作画のパワーはすごいって云うか、久々に見る消耗していない作画チームだなぁって。だから、僕ら地方プロダクションの希望なの。地方の制作プロダクションでもあれだけできるんだって。
石川:京都アニメーションにはちゃんと20年やってきたと云う歴史があるから。すごいと思うよ。だから今こうなったんだけど、ネット配信の前に「AIR」があった。そのタイミングがいい。だから、P.A.WORKSも下請を脱皮したときに看板になる作品をやって、会社の名前をクッとこう押し上げてね、それからネット配信を考えればいいんじゃない?
堀川:そうですね。


No.25 「そこには行く気が無いの」に続く

 


 
       
           
           
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