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  No.04 「自分のスタンス」

後藤:今与えられたことをね、とにかくこなすって言うのが自分のスタンス。攻殻S.A.Cの話しをもらった時は、「攻殻S.A.Cは若手でやる」って書いてあったから、若手でやるなら1スタの浅野(*1)作監で、俺が参加するとは思っていなかった。だから突然言われた時は、「えっ、俺でいいの?」って石川(*2)にも言ったの。「俺でよければやるけど、神山さんが目指しているものにね、俺が到達できるのかどうかは分からないよ」って言って始めた。
でも、いつも俺は、どんな作品が来ても、今持っている実力の範囲で一生懸命やっているつもり。その評価はみんながそれぞれ俺に対して持っているかも知れないけど、俺は最大限に一生懸命、何が来ようとやっているの。だから、今回決起集会で言ったこと(*3)も、何でそんな考えでやっているのかなって、思われた人もいるかもしれないけど、俺の中ではいつも全力投球なわけ。だから、いつも俺の中では、劇場作品やろうが、テレビシリーズやろうが、もちろんある程度スケジュールによるところはあるとは思うけど、俺にはあまり関係ない。俺の中ではいつもこの作品は全力投球。俺の出来る範囲で一生懸命やるしかないと思っている。
もちろん中には上手い原画マンがいたり、作監がいたりするわけだから、その人たちのいいモノを見ながらね、『あ、ここ、こう描けばいいのか』って、見て真似しながら出来るし、そう云う人たちから影響を貰いながら、自分に培われたものをフルに出して行く、そう云うスタンスでいつも俺はやっているんですよ。

* 1:浅野恭司 Production I.G 第1スタジオ所属 原画・作画監督
* 2:石川光久 Production I.G代表取締役社長
* 3:2005.10.24に攻殻SSSスタッフを集めて行われた。「僕は黄瀬(和哉)君でも西尾(鉄也)君でもないけれど、自分のいいところをいかした作監ができればいい、スタッフに助けてもらいながら頑張っていきたい」

   
   
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