先輩から後輩に技術を受け継いでいく、教えていくというとことがPAの特徴です。
アニメーターに関しては、最近は数年原画を経験してフリーになる人が増えていて、「アニメーターです」と名乗ればやれてしまう状況になっています。
そのため会社で教えることが少なくなり、動画は海外となり、仕上げまで作業されて戻ってきます。 アニメーターや演出で大事なのは、机の上で描いたものではなく、映像になって放送されたものにどれだけ価値があるかです。
自分の後を担う、アウトプットを担う後輩を育てることが大事で、それをやっているのがPAの強みです。
後輩に教えその効果がでるのは数年後ですが、PAはやり続けます。
制作の場合、基本的なアニメーションの流れはもちろん、スタッフとのコミュニケーションやスケジュール管理のコツ、様々な視点からの判断やそのタイミングなどを細かいカリキュラムを用いて研修を行います。
2021.8.26