P.A.Press
2021.9.15

【P.A.オサカナ日誌】第11怪 目からウロコまで作監修正

どうも、ドル(フィン)オタ園部です。

“アイドル戦国時代”という言葉がありますが、海の中の世界でもこの言葉は当てはまります。
メジャーどころで言えばイルカやペンギン…、オサカナも勿論、キュンと胸を弾ますようなアイドルが色とりどりにひしめき合っています。

例えば、ヒラッヒラのドレスのような華やかなヒレを持つ「ミノカサゴ」というオサカナは“海の貴婦人”と呼ばれているそうです。

へぇ…みんな可愛いなぁ、とオサカナ図鑑を眺めていたら…、
心の中のホラ貝「プワアァァァ!」(開戦合図)

ペンライトの代わりに色鉛筆を手に携え、オタ芸を乱舞。
情熱の果てに、またもイラストが出来上がってしまいました。

私の推しは「ハナゴイ」ちゃんです!
…と、ひとり盛り上がっている横で、私を睨みつける目がありました。

「………」

その目はまるで“自分こそがトップアイドルだ”と言わんばかりに、傲(おご)りと嫉妬心でギラついていました。
第9怪でボンドガールの恰好をしたことで乙女心に火が点いたようです。
まあ最近扱いが雑だし、かわいそうなのでレレにも似顔絵を描いてあげます。

「………」

リテイクを出されてしまいました。

すると、レレは怒りの形相で制作ブースから飛び出していきます。
向かう先は、作画の貴婦人方がご作業されている部屋。

いったい、何をするつもりなのでしょうか?

「アイドルっぽく修正をおねがいします」

なんと…、身の程知らずにもサッカンギョ「ナ・ベタ(闘魚)」さんに作監修正を頼むつもりらしいです。
お仕事の邪魔しちゃ悪いでしょ!とレレを回収し、引き上げようとしますが…、

ナ・ベタさん「うーん、アイドルっぽくかぁ🤔だったら…」

えっ?

ナ・ベタさん「こんなんでどうですかーー??😉」

まさか描いていただけるとは…!
自分の絵がプロの修正をもらえるなんて、感激です。
それにしてもなんとグラマラスなシャクレ…。

「やっぱり、本物のアイドルは素材からしてちがうよね。
ピーエーを代表するマスコットはこのぼく、
“シャクレクマノミのレレ”で決まりだね…」

たしかに、このイラストの前では推しアイドルといえど完敗です。
でも、マスコット代表を名乗るのは、さすがに高い壁が…。

どうやら、ようやく身の程を知ったようですね。
“井の中の蛙、大海を知らず”ってヤツです。

…でも、この諺には実は続く言葉があることをご存知でしょうか?

「旅に出るか…」

“されど空の深さを知る”…つまり、狭い世界で自分の道を突き詰めたからこそ、世界の深さを知ることができるのです…。

レレのお陰で良い思いができたので、推しのハナゴイちゃんのついでに応援してあげることにしました。

『白い砂のアクアトープ』第10話、いかがだったでしょうか!?
幼少期の櫂がくくるにあげたオサカナ、あれは「グルクン(標準和名はタカサゴ)」といって、沖縄の県魚なのだそうです。
櫂のグルクンは青緑の体色でしたが、グルクンは休息時や興奮している時、そして陸に上げられて時間が経つと真っ赤な体色になります。
つまり、櫂のグルクンは採れたてピチピチということですね!
たぶんあの後、“やだ…、櫂くんカッコイイ…”と真っ赤に染まることでしょう。

明日の9月16日からは第11話が放送です!ぜひご覧になってください!

つづく

LOADING